コンパクトサーモグラフィカメラ FLIR Cx シリーズの基本的な操作方法をご案内しています。ご使用の前に、必ずお読みください。詳細な機能については、製品に付属の取扱説明書をご覧ください。
FLIR Cx シリーズのバッテリーは本体内蔵式です。取り外しや交換はできません。充電は、本体側面のUSB-Cコネクタから行います。
現場でお使いになる前に
レンタル品は充電した状態でお届けしていますが、長時間の点検作業では残量が不足する場合があります。前日までに充電しておくか、モバイルバッテリーをお持ちいただくと安心です。充電しながらの撮影も可能です。
測定できる距離について
Cx シリーズは固定フォーカスのため、対象物に近づきすぎると熱画像がぼやけます。おおむね30cm以上離してご使用ください。
※固定フォーカス(フォーカスフリー)のカメラでは、IFOVの数値から算出した1画素あたりの視野サイズどおりに、対象物を正確に捉えられるとは限りません。ピント位置によって実際の分解能が変化し、測定結果の正確さにも影響するため、ご使用予定の用途は限られます。必ず事前に、赤外線の知識が豊富な専門スタッフへご相談の上でご使用ください。
撮り直しができない現場では
1か所につき数枚、少し画角を変えて撮っておくことをおすすめします。温度スケールやカラーパレットは撮影後にパソコン上で変更できますが、撮影そのものはやり直せません。
自動モード カメラが自動的に温度スケールを調整します。
手動モード 画面をタッチして、温度スケールを任意の温度範囲に調整できます。
自動モードでは部屋全体の温度分布が見やすく表示されます。手動モードでは、蛍光灯内の発熱箇所が見やすくなるように、ユーザー自身で温度スケールを調整できます。
通常はMSXでご使用ください
Cx シリーズは固定フォーカスのコンパクトカメラで、熱画像だけでは対象物の輪郭が分かりにくくなります。MSXで可視画像の輪郭を重ねておくと、どこの何を撮影したのかが画像だけで判別でき、後から報告書にまとめる際に役立ちます。
発熱箇所を探すときは
ホットスポットを選んでおくと、カメラを向けるだけで画面内の最高温度が自動的に追いかけられます。電気設備や配管の点検では、この設定が使いやすくなります。
レインボーは温度差が色の変化として出やすく、わずかな差を見つけるのに向いています。アイアンは高温部が白く抜けるため、発熱箇所を一目で示したいときに向いています。
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