サーモグラフィとは?

赤外線は、温度をもつ物体すべてからその温度に応じた波長分布をもっていて自然に放射されるという特徴をもっています。その温度に応じた波長分布を色画像として表し分析する装置をサーモグラフィと言います。サーモグラフィーの特徴は、一度に広い面積を捉えることができるので温度の相対比較を簡単に分析できます。体温変化の実験や機器の温度上昇異変などを一度に計測・分析することが可能です。また、対象物から離れて温度測定ができるので、 動いているものや危険で近づけないものでも簡単に温度計測・分析することが可能です。
非接触なので 食品、薬品、化学製品などでも衛生的に温度計測・分析ができます。さらに温度変化の激しい物体や微小な物体でも温度を乱すことなく計測・分析することが可能です。

サーモグラフィの現状
サーモグラフィーの計測・分析・実験などは通常、赤外線カメラを使います。現在、赤外線サーモグラフィカメラのメーカーで主要な所は日本アビオニクス株式会社・フリアーシステムズジャパン株式会社の2社で、私共も各社のカメラでレンタル・販売・計測をしています。現状では新商品の効果実験や宣伝用の熱画像撮影、街のヒートアイランド現象の調査、電気設備の異常個所の点検、建物の漏水検査や柱抜けの調査などで使うのが主流になりつつあります。数字で見るのではなく熱画像(色画像)で確認できますので専門的な知識がない方でも簡単に扱えるということで好評頂いております。しかし問題点もあります、高性能・高機能のカメラはまだまだ高価な商品で良さは解かるが購入するまでには至らないのが実情です。そこで、私共は赤外線サーモグラフィカメラのレンタルを始めました。
サーモグラフィの主な活用分野
電気設備・設備保全
配電盤・ブレーカー・モーター・配管などの異常発熱を非接触で点検し、故障や事故を未然に防ぎます。
建物・住宅調査
雨漏り調査、外壁診断、断熱性能の確認、タイル浮き調査などに利用されています。
映像制作・テレビ撮影
テレビ番組、CM、PV、YouTubeなどで熱画像を使った演出や実験映像の撮影に利用されています。
研究開発・評価試験
新製品の評価試験や発熱解析、温度変化の記録など、多くの研究機関や企業で利用されています。
人体・スポーツ・医療研究
体表面温度や血流の変化を可視化する用途にも活用されています。
サーモグラフィはレンタルと購入どちらがおすすめ?
サーモグラフィカメラは数十万円から数百万円する高額な測定機器です。そのため、多くのお客様が「レンタル」と「購入」のどちらが良いかで悩まれます。
サーモグラフィレンタルがおすすめのケース
一時的な調査、実験、映像制作、イベント、初めてサーモグラフィを使用する方、用途にあった機種を必要な期間だけ使いたい方には、レンタルがおすすめです。必要な期間だけ利用できるため、コストを抑えながら最適な機種をご利用いただけます。
購入がおすすめのケース
毎日の点検業務、定期的な設備保全、専門部署で常時使用する場合は、購入の方が適しています。購入をご検討の場合でも、用途に合わない機種を選ぶと期待した測定結果が得られないことがあります。弊社では、サーモグラフィレンタルで培った豊富な経験をもとに、購入前後のサポートも実測経験豊富なスタッフがサポートします。
よくある質問(FAQ)
サーモグラフィと暗視カメラは同じですか?
いいえ。暗視カメラは微弱な光を増幅して映像化しますが、サーモグラフィは赤外線(熱)を画像化するカメラです。そのため、完全な暗闇でも温度差があれば撮影できます。
壁の向こう側は見えますか?
見えません。サーモグラフィで測定できるのは表面温度のみです。壁内部の異常は、表面に現れる温度差から推測しています。
離れた場所でも正確に測定できますか?
測定距離や対象物の大きさによって精度は変わります。適切な画素数のカメラやオプションレンズ(望遠レンズなど)を利用することで、離れた場所でも正確に測定する方法をご案内します。