煙の向こうまで見える サーモグラフィが捉える火山と火災の熱
この撮影に使用したサーモグラフィーカメラのサーモグラフィーレンタルはこちらをご覧ください。
火山の噴火状況や山火事の状況なども、赤外線サーモグラフィーカメラであれば、離れた安全な場所から把握できます。
噴煙に遮られても、熱は隠せない
噴火時には噴煙が立ち込め、通常のカメラでは火口の様子が見えにくくなることがあります。しかしサーモグラフィカメラは、物体そのものが発する熱(赤外線)を直接とらえる仕組みのため、噴煙に多少遮られても、可視カメラより鮮明に状況を捉えられる場合があります。実際に気象庁でも、火口や溶岩ドームの形成状態、地熱の変化を監視する手段として、赤外線による観測が活用されています。
住宅火災の現場でも、煙の向こうを見る手段として
この「煙を透過して熱を捉える」という特性は、住宅などの火災現場でも活かされています。目視では煙が邪魔で確認できない室内の状況も、サーモグラフィカメラなら煙の向こうにいる要救助者の位置などを把握できる場合があり、実際に消防でもよく利用されています。
暗闇でも状況を把握できる
赤外線サーモグラフィは対象物が発する熱を直接検知するため、可視光の有無に関係なく撮影できます。夜間の火山活動や、消火活動中の暗い現場でも、肉眼や通常のカメラでは判別しにくい状況を熱画像として確認できるのは、赤外線ならではの強みです。
消火後の残り火・再燃リスクの発見にも
山火事や大規模火災では、表面上は鎮火したように見えても、地中や瓦礫の内部に熱源が残っていて再燃するケースがあります。サーモグラフィカメラを使えば、目視では分からない残留した高温部を面として捉えられるため、消火活動後の安全確認や再燃防止の判断材料としても活用できます。
日本は世界有数の火山国で、100以上の活火山が存在しているそうです。赤外線サーモグラフィで状態監視することで、噴火や火災などをリアルタイムで監視することが可能です。
遠距離からの監視や、火口・炎など高温になる対象を捉える必要がある現場では、測定温度レンジに応じた機種選定が重要になります。当社では2000℃までの高温域を測定できる機種もレンタルしておりますので、火山監視や火災現場など高温を扱う撮影についても、お気軽にご相談ください。



