2026.10.30
温感グッズ・防寒グッズの効果をサーモグラフィーで見せる|メーカー様・販売店様・テレビ局様のPR活用法
赤外線サーモグラフィカメラを毎日扱うプロ達のコラム 其の十七
冬が近づくと、暖かグッズ、温感グッズ、防寒グッズの売り場やテレビ番組、ネット広告が一気に増えてきます。靴下やインナー、ダウンジャケット、カイロ、ブランケット、入浴剤など、どの商品も「あたたかい」ことが一番の売りですが、実はこの「あたたかさ」は、言葉だけでは伝えにくい価値の代表です。
そこで注目されているのが、サーモグラフィーカメラを使った見せ方です。この記事では、暖かグッズ・温感グッズ・防寒グッズを扱うメーカー様、販売店様、テレビ局様、制作会社様などに向けて、サーモグラフィーを使ったPRにどんなメリットがあるのか、商材ごとにどんなところを見せられるのか、そして誤解を招かないために押さえておきたい点をまとめます。
「あたたかい」は言葉だけでは伝わりにくい
「ぽかぽか」「ぬくぬく」「保温性が高い」といった表現は、どの商品の広告にも並んでいます。そのため、見る側からすると違いが分かりにくく、「どれも同じに聞こえる」状態になりがちです。体感には個人差もありますし、商品を手に取れない通販やテレビ・動画では、なおさら納得してもらうのが難しい分野です。
サーモグラフィーなら「あたたかさ」の違いが色で見える
サーモグラフィーカメラは、物の表面温度の分布を色の違いで表示できる機器です。目には見えない温度の違いが赤・黄・青といった色の差として映るため、「どこがあたたかいのか」「あたたかさがどのくらい保たれているのか」を、説明を聞かなくても直感的に見てもらえます。
温感グッズや防寒グッズでは、たとえば次のような場面で効果を見せやすくなります。
・着用前と着用後での、肌の表面温度の変化(靴下、インナー、手袋など)
・時間が経ってもあたたかさが保たれているか(ダウンジャケット、ブランケットなど)
・使い始めから数分後、数時間後の変化(カイロ、ヒーター類など)
・商品がある場合とない場合での、熱の逃げ方の違い

視聴者・お客様にも伝わりやすい4つの理由
1. 色で表示されるので、数値を読まなくても直感的に分かる
2. 「使う前と後」「時間の経過」を並べると、変化がひと目で伝わる
3. テレビ、動画、店頭モニター、ECサイト、SNSなど、場所を選ばずに使える
4. 普段は見えないものが見えるので、興味を持ってもらいやすく、最後まで見てもらいやすい
「効果があります」と言葉で伝えるよりも、色の変化という映像で見せたほうが、見る側の納得感につながりやすいのが、サーモグラフィーを使ったPRの一番の強みです。
メーカー様・販売店様・テレビ局様、それぞれのメリット
■ メーカー様
商品ページやカタログ、展示会、動画広告で、他社の商品との違いを、言葉ではなく映像で示せます。商品開発の段階で、あたたかさの違いを確認する用途にも使えます。
■ 販売店様
店頭のモニターやPOP、ECサイトの商品説明に使うことで、購入を迷っているお客様の後押しになります。商品の特徴を店舗スタッフが説明しなくても、映像が代わりに伝えてくれます。
■ テレビ局様・制作会社様
商品の効果を比べたり検証したりするコーナーで、視聴者に結果がひと目で伝わる映像になります。スタジオでの撮影はもちろん、屋外ロケでも活用されています。

商材によって「見るポイント」は変わります|温感グッズ・防寒グッズの見せ方の例
サーモグラフィーカメラで見えるのは、物の表面の温度です。そのため、商材ごとに「何の温度を、どのタイミングで見るか」を考えることが大切になります。
たとえば入浴剤の場合、サーモグラフィーカメラは水を透過しないため、入浴中の変化は測定できません。そこで、入浴後の保温がどれだけ続くかを見る形にします。足湯であれば、上がった直後・10分後・30分後といった時間の経過で、足の温度の変化を見ていきます。このように、商材の特性に合わせて見せ方を組み立てていきます。
足湯の例では、入浴後の水気をよくふき取ることが大切ですが、タオルで強くこすると摩擦で温度が変わってしまうため注意が必要です。また、測定までの待機中は、素足のままにせず、何かを着用しておく必要があります。
ここでは、温感グッズ・防寒グッズ・暖かグッズの代表的な商材と、見せられるポイントの例をご紹介します。
■ 衣類・ウェア
・靴下、タイツ・レギンス、インナー(発熱素材):着用後に脱いで、肌側の温度を見ます
・ダウンジャケット、中綿ウェア、フリース、裏起毛:寒い環境で前をしっかり閉じたまま一定時間過ごし、その後に前を開けて(または脱いで)、中のあたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・手袋・グローブ、マフラー、帽子、腹巻き、ルームウェア、着る毛布、ブーツ・インソール:着用して寒い環境で一定時間過ごし、その後に脱いで、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
■ 寝具
・毛布、掛け布団、敷きパッド、パジャマ、スリーパー:寒い環境で一定時間使用したあと、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
■ カイロ・携帯用の温熱グッズ
・使い捨てカイロ、充電式カイロ:一定の温度まで温まる速さと、その温かさが続く時間を見ます
・湯たんぽ:温かさが続く時間を見ます
・電熱ベスト、電熱グローブ:通常のベスト・手袋との、保温力の差を見ます
・ホットアイマスク、温熱シート、腰ベルト、温熱パッド:一定の温度まで温まる速さと、その温かさが続く時間を見ます
■ 暖房家電
・電気毛布、ホットカーペット、こたつ:均一に温まっているかを見ます
・電気ストーブ、ファンヒーター、セラミックヒーター、オイルヒーター、足元ヒーター、パネルヒーター:温まる距離と範囲、そして時間を見ます(空気そのものの温度は映らないため、温まった物の表面で確認します)
■ 入浴・バス用品
・入浴剤、フットバス、シャワーヘッド(温浴系):入浴中は水を透過しないため測定できません。入浴後の保温がどれだけ続くかを、上がった直後・10分後・30分後などの時間の経過で見ます
・バスローブ:吸水力を見ます(濡れている部分が多く残っていれば、吸水できていないことが分かります)
・風呂ふた、浴槽の保温シート:お湯の保温が続く時間を見ます
■ 飲食・調理まわり
・保温マグ、タンブラー、水筒:時間が経ったあとの、中身(お湯など)の温度を見ます
・スープジャー、保温弁当箱:時間が経ったあとの、中身の温度を見ます
・宅配用の保温バッグ:料理がどれだけ冷めにくいか、時間が経ったあとの中身の温度を見ます
・土鍋、保温調理器具、お弁当ウォーマー:均一に温まっているかを見ます
■ 住宅・建材(防寒・断熱)
・断熱窓フィルム:施工前と施工後の温度を見比べます。窓は反射しやすいため、撮影する側にレースカーテンなどを付けて、その表面の温度を見ます
・断熱カーテン:通常のカーテンとの温度差を見ます
・内窓(二重窓):通常の窓との温度差を比べます。窓は反射しやすいため、撮影する側にレースカーテンなどを付けて、その表面の温度を見ます
・すきま対策テープ、断熱シート、アルミシート:使った場合と使わない場合の温度差を見ます
・ラグ、カーペット:フローリングのみの場合との、足裏の温度差を見ます
・床暖房:均一に温まっているかを見ます
・床の断熱材:抜けや施工不良がないかを見ます
■ ペット・ベビー
・ペットヒーター:温まる距離と範囲、そして時間を見ます
・ペット用防寒服:着用して寒い環境で一定時間過ごし、その後に脱がせて、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・ベビー用防寒(おくるみ、スリーパーなど):実際の赤ちゃんでの検証は難しいため、ぬいぐるみなどで代用し、寒い環境で一定時間過ごしたあとに冷たくなっていないか(保温力)を見ます
■ アウトドア・スポーツ・車
・寝袋、テント、車用ブランケット:寒い環境で一定時間過ごしたあと、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・ウィンタースポーツウェア:着用して寒い環境で一定時間過ごし、その後に脱いで、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・シートヒーター:均一に温まっているかを見ます
・ハンドルカバー:グリップを握ったあとの、手のひらの温度を見ます
■ 温熱機能つきの健康・美容系
・温熱機能つきマッサージ器:マッサージ後の温度を見ます
ここに挙げたのは、見せ方の考え方の一例です。同じ商材でも、何を伝えたいかによって見るポイントは変わりますので、実際の撮り方は、ヒアリングのうえで目的に合わせてご提案します。また、健康や美容に関わる商材では、映像に添える説明文が効果効能をうたう表現と受け取られないよう、あわせて整えておくことも大切です。
見せ方で結果が変わる|撮り方を誤ると商品のイメージを下げることも
ここまで良い面をお伝えしましたが、一つだけ大切な注意点があります。サーモグラフィーカメラは、カメラを向ければ誰でも正しい結果が得られる機器ではありません。画面に色が「映っている」ことと、温度が正しく「測定できている」ことは別のことです。
撮影する環境、撮るタイミング、比べる条件がそろっていないと、本来の商品の良さとは違う結果が出てしまうことがあります。さらに、結果を比べるときも、一部の色や一点の温度だけで判断するのではなく、平均温度で比較することが大切です。誤った撮り方の映像は、視聴者やお客様に誤解を与えるだけでなく、結果として商品のイメージを下げてしまうことにもなりかねません。また、効果をうたう表現には根拠が求められますので、映像に添える説明文やテロップも含めて、誤解を招かない形に整えておくことが大切です。
実際に、テレビ番組の商品比較コーナーでのご相談では、ご希望の機種や撮り方をそのまま進めるのではなく、ヒアリングのうえで機種や測定方法そのものをご提案し直すことがあります。詳しくはテレビ番組の商品効果比較でのご相談事例をご覧ください。また、テレビCMでダウンジャケットの保温性を見せたいというご依頼の事例は、サーモグラフィレンタル会社選びのチェックリストの中で紹介しています。
ご相談から撮影後までの流れ
弊社では、機種を先に決めていただくのではなく、まず「何を見せたいのか」「どこで使う映像なのか」を伺うヒアリング型でご案内しています。そのうえで、目的に合った機種のご提案、撮影前のご準備のご案内、必要に応じた専門スタッフ(オペレーター)の派遣、撮影後のデータ解析のご相談までサポートいたします。

暖かグッズ・温感グッズ・防寒グッズの効果を、見る人に分かりやすく伝えたいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。サーモグラフィーカメラのレンタルや、専門スタッフの派遣については、サーモグラフィレンタルのご案内をご覧ください。
冬が近づくと、暖かグッズ、温感グッズ、防寒グッズの売り場やテレビ番組、ネット広告が一気に増えてきます。靴下やインナー、ダウンジャケット、カイロ、ブランケット、入浴剤など、どの商品も「あたたかい」ことが一番の売りですが、実はこの「あたたかさ」は、言葉だけでは伝えにくい価値の代表です。
そこで注目されているのが、サーモグラフィーカメラを使った見せ方です。この記事では、暖かグッズ・温感グッズ・防寒グッズを扱うメーカー様、販売店様、テレビ局様、制作会社様などに向けて、サーモグラフィーを使ったPRにどんなメリットがあるのか、商材ごとにどんなところを見せられるのか、そして誤解を招かないために押さえておきたい点をまとめます。
「あたたかい」は言葉だけでは伝わりにくい
「ぽかぽか」「ぬくぬく」「保温性が高い」といった表現は、どの商品の広告にも並んでいます。そのため、見る側からすると違いが分かりにくく、「どれも同じに聞こえる」状態になりがちです。体感には個人差もありますし、商品を手に取れない通販やテレビ・動画では、なおさら納得してもらうのが難しい分野です。
サーモグラフィーなら「あたたかさ」の違いが色で見える
サーモグラフィーカメラは、物の表面温度の分布を色の違いで表示できる機器です。目には見えない温度の違いが赤・黄・青といった色の差として映るため、「どこがあたたかいのか」「あたたかさがどのくらい保たれているのか」を、説明を聞かなくても直感的に見てもらえます。
温感グッズや防寒グッズでは、たとえば次のような場面で効果を見せやすくなります。
・着用前と着用後での、肌の表面温度の変化(靴下、インナー、手袋など)
・時間が経ってもあたたかさが保たれているか(ダウンジャケット、ブランケットなど)
・使い始めから数分後、数時間後の変化(カイロ、ヒーター類など)
・商品がある場合とない場合での、熱の逃げ方の違い

視聴者・お客様にも伝わりやすい4つの理由
1. 色で表示されるので、数値を読まなくても直感的に分かる
2. 「使う前と後」「時間の経過」を並べると、変化がひと目で伝わる
3. テレビ、動画、店頭モニター、ECサイト、SNSなど、場所を選ばずに使える
4. 普段は見えないものが見えるので、興味を持ってもらいやすく、最後まで見てもらいやすい
「効果があります」と言葉で伝えるよりも、色の変化という映像で見せたほうが、見る側の納得感につながりやすいのが、サーモグラフィーを使ったPRの一番の強みです。
メーカー様・販売店様・テレビ局様、それぞれのメリット
■ メーカー様
商品ページやカタログ、展示会、動画広告で、他社の商品との違いを、言葉ではなく映像で示せます。商品開発の段階で、あたたかさの違いを確認する用途にも使えます。
■ 販売店様
店頭のモニターやPOP、ECサイトの商品説明に使うことで、購入を迷っているお客様の後押しになります。商品の特徴を店舗スタッフが説明しなくても、映像が代わりに伝えてくれます。
■ テレビ局様・制作会社様
商品の効果を比べたり検証したりするコーナーで、視聴者に結果がひと目で伝わる映像になります。スタジオでの撮影はもちろん、屋外ロケでも活用されています。

商材によって「見るポイント」は変わります|温感グッズ・防寒グッズの見せ方の例
サーモグラフィーカメラで見えるのは、物の表面の温度です。そのため、商材ごとに「何の温度を、どのタイミングで見るか」を考えることが大切になります。
たとえば入浴剤の場合、サーモグラフィーカメラは水を透過しないため、入浴中の変化は測定できません。そこで、入浴後の保温がどれだけ続くかを見る形にします。足湯であれば、上がった直後・10分後・30分後といった時間の経過で、足の温度の変化を見ていきます。このように、商材の特性に合わせて見せ方を組み立てていきます。
足湯の例では、入浴後の水気をよくふき取ることが大切ですが、タオルで強くこすると摩擦で温度が変わってしまうため注意が必要です。また、測定までの待機中は、素足のままにせず、何かを着用しておく必要があります。
ここでは、温感グッズ・防寒グッズ・暖かグッズの代表的な商材と、見せられるポイントの例をご紹介します。
■ 衣類・ウェア
・靴下、タイツ・レギンス、インナー(発熱素材):着用後に脱いで、肌側の温度を見ます
・ダウンジャケット、中綿ウェア、フリース、裏起毛:寒い環境で前をしっかり閉じたまま一定時間過ごし、その後に前を開けて(または脱いで)、中のあたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・手袋・グローブ、マフラー、帽子、腹巻き、ルームウェア、着る毛布、ブーツ・インソール:着用して寒い環境で一定時間過ごし、その後に脱いで、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
■ 寝具
・毛布、掛け布団、敷きパッド、パジャマ、スリーパー:寒い環境で一定時間使用したあと、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
■ カイロ・携帯用の温熱グッズ
・使い捨てカイロ、充電式カイロ:一定の温度まで温まる速さと、その温かさが続く時間を見ます
・湯たんぽ:温かさが続く時間を見ます
・電熱ベスト、電熱グローブ:通常のベスト・手袋との、保温力の差を見ます
・ホットアイマスク、温熱シート、腰ベルト、温熱パッド:一定の温度まで温まる速さと、その温かさが続く時間を見ます
■ 暖房家電
・電気毛布、ホットカーペット、こたつ:均一に温まっているかを見ます
・電気ストーブ、ファンヒーター、セラミックヒーター、オイルヒーター、足元ヒーター、パネルヒーター:温まる距離と範囲、そして時間を見ます(空気そのものの温度は映らないため、温まった物の表面で確認します)
■ 入浴・バス用品
・入浴剤、フットバス、シャワーヘッド(温浴系):入浴中は水を透過しないため測定できません。入浴後の保温がどれだけ続くかを、上がった直後・10分後・30分後などの時間の経過で見ます
・バスローブ:吸水力を見ます(濡れている部分が多く残っていれば、吸水できていないことが分かります)
・風呂ふた、浴槽の保温シート:お湯の保温が続く時間を見ます
■ 飲食・調理まわり
・保温マグ、タンブラー、水筒:時間が経ったあとの、中身(お湯など)の温度を見ます
・スープジャー、保温弁当箱:時間が経ったあとの、中身の温度を見ます
・宅配用の保温バッグ:料理がどれだけ冷めにくいか、時間が経ったあとの中身の温度を見ます
・土鍋、保温調理器具、お弁当ウォーマー:均一に温まっているかを見ます
■ 住宅・建材(防寒・断熱)
・断熱窓フィルム:施工前と施工後の温度を見比べます。窓は反射しやすいため、撮影する側にレースカーテンなどを付けて、その表面の温度を見ます
・断熱カーテン:通常のカーテンとの温度差を見ます
・内窓(二重窓):通常の窓との温度差を比べます。窓は反射しやすいため、撮影する側にレースカーテンなどを付けて、その表面の温度を見ます
・すきま対策テープ、断熱シート、アルミシート:使った場合と使わない場合の温度差を見ます
・ラグ、カーペット:フローリングのみの場合との、足裏の温度差を見ます
・床暖房:均一に温まっているかを見ます
・床の断熱材:抜けや施工不良がないかを見ます
■ ペット・ベビー
・ペットヒーター:温まる距離と範囲、そして時間を見ます
・ペット用防寒服:着用して寒い環境で一定時間過ごし、その後に脱がせて、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・ベビー用防寒(おくるみ、スリーパーなど):実際の赤ちゃんでの検証は難しいため、ぬいぐるみなどで代用し、寒い環境で一定時間過ごしたあとに冷たくなっていないか(保温力)を見ます
■ アウトドア・スポーツ・車
・寝袋、テント、車用ブランケット:寒い環境で一定時間過ごしたあと、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・ウィンタースポーツウェア:着用して寒い環境で一定時間過ごし、その後に脱いで、あたたかさが保たれているか(保温力)を見ます
・シートヒーター:均一に温まっているかを見ます
・ハンドルカバー:グリップを握ったあとの、手のひらの温度を見ます
■ 温熱機能つきの健康・美容系
・温熱機能つきマッサージ器:マッサージ後の温度を見ます
ここに挙げたのは、見せ方の考え方の一例です。同じ商材でも、何を伝えたいかによって見るポイントは変わりますので、実際の撮り方は、ヒアリングのうえで目的に合わせてご提案します。また、健康や美容に関わる商材では、映像に添える説明文が効果効能をうたう表現と受け取られないよう、あわせて整えておくことも大切です。
見せ方で結果が変わる|撮り方を誤ると商品のイメージを下げることも
ここまで良い面をお伝えしましたが、一つだけ大切な注意点があります。サーモグラフィーカメラは、カメラを向ければ誰でも正しい結果が得られる機器ではありません。画面に色が「映っている」ことと、温度が正しく「測定できている」ことは別のことです。
撮影する環境、撮るタイミング、比べる条件がそろっていないと、本来の商品の良さとは違う結果が出てしまうことがあります。さらに、結果を比べるときも、一部の色や一点の温度だけで判断するのではなく、平均温度で比較することが大切です。誤った撮り方の映像は、視聴者やお客様に誤解を与えるだけでなく、結果として商品のイメージを下げてしまうことにもなりかねません。また、効果をうたう表現には根拠が求められますので、映像に添える説明文やテロップも含めて、誤解を招かない形に整えておくことが大切です。
実際に、テレビ番組の商品比較コーナーでのご相談では、ご希望の機種や撮り方をそのまま進めるのではなく、ヒアリングのうえで機種や測定方法そのものをご提案し直すことがあります。詳しくはテレビ番組の商品効果比較でのご相談事例をご覧ください。また、テレビCMでダウンジャケットの保温性を見せたいというご依頼の事例は、サーモグラフィレンタル会社選びのチェックリストの中で紹介しています。
ご相談から撮影後までの流れ
弊社では、機種を先に決めていただくのではなく、まず「何を見せたいのか」「どこで使う映像なのか」を伺うヒアリング型でご案内しています。そのうえで、目的に合った機種のご提案、撮影前のご準備のご案内、必要に応じた専門スタッフ(オペレーター)の派遣、撮影後のデータ解析のご相談までサポートいたします。

暖かグッズ・温感グッズ・防寒グッズの効果を、見る人に分かりやすく伝えたいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。サーモグラフィーカメラのレンタルや、専門スタッフの派遣については、サーモグラフィレンタルのご案内をご覧ください。